はっきりは憶えていないのですが
娘がヨチヨチの頃から絵本の読み聞かせを始めたような気がします。
それは私が絵本が好きだということ。
声に出して読むのが好きだということ。
両方のおじいちゃんおばあちゃんから、
そして親しいお友達からたくさんの絵本を頂いたという
キッカケがあります。
もう2ヶ月以上も前の事ですが、娘が風邪をひいて喉が真っ赤。
ひどくならないうちにと行きつけの耳鼻咽喉科に。
待合室で娘が手にした本。
いもとようこさんの可愛い絵の
「だいすきなグー」を読みはじめたのですが・・・・
不覚にも途中で感情が乱れてきて泣きながら読むことに。
家にやって来た子犬のグーが恐くて仕方がなかった男の子が
やがて友達になりいろいろなポーズをとるグーが大好きに。
少年と犬の交流を描いているのですが、
グーがやがてお散歩できなくなり
食べられなくなり死んでしまうのです。
グーだいすきだよ。グーのあたまも、グーのおなかも、
グーの・・・死んでしまったグーの体を一つ一つなでる少年を
思い浮かべたら平静に読めるわけがないのです。
待合室には10人以上の患者さんがいたので困りました。
でも読むのをやめるわけにはいかないのです。
だって娘に「なんで読んでくれないの?」
と大声で言われてしまうから。
感情を押し殺そうとすればするほど深みにはまっていくのです。
嗚咽してしまったが最後・・
もうどうにでもなれという気持ちになった途端
子供のようにワーワー泣いてしまいました。
隣りで娘も大泣き。
親子してワーワー泣くだけ泣いて
先生に診てもらって帰ってきました。
スーパーで所持金が足りなくてレジで商品をいくつか
返した経験がありますが、それ以上に恥ずかしかったです。
家に帰り着くなり
「グーは死んじゃったけど男の子の心の中にいつもいるんだよね」
と言った言葉がとても嬉しくて忘れられない出来事になりました。
最近主人の方のばあばから頂いた
「つきのよるに」(いもとようこ作/絵)
と2年前に親しいお友達から頂いた
「かわたろうのおくりもの」(長井理佳 作/狩野富貴子 絵)
の2冊は私も娘も大好きな本です。
大人になってもまわりを思いやれる
気持ちの優しい娘でいてくれることを願いながら
読み聞かせをこの先もずっと続けたいと思います。
